2021-06-16 第204回国会 参議院 本会議 第32号
今回の新型コロナウイルス感染症の中、不安が絶えない大学生の方々に向けて、国会議員の一人として、思うような大学生活を送ることができない学生の皆さんに心からおわびを申し上げるとともに、このような状況下で、学生の皆さんが戦没者遺児である自分の体験に触れることで、当たり前と思われる平和な社会の尊さを考え、家族を始め周囲の方々との出会いに感謝し、与えられた時間を大切に、何事にも前向きに挑んでほしいと謙虚に伝えておられた
今回の新型コロナウイルス感染症の中、不安が絶えない大学生の方々に向けて、国会議員の一人として、思うような大学生活を送ることができない学生の皆さんに心からおわびを申し上げるとともに、このような状況下で、学生の皆さんが戦没者遺児である自分の体験に触れることで、当たり前と思われる平和な社会の尊さを考え、家族を始め周囲の方々との出会いに感謝し、与えられた時間を大切に、何事にも前向きに挑んでほしいと謙虚に伝えておられた
このほか、戦後六十周年を迎えるに当たりまして、戦没者遺児による慰霊友好親善事業につきまして参加遺族と対象地域を拡大するといったこと、また全国戦没者追悼式におけます国費による参列遺族数を拡大すると、こういったことを予算要求、概算要求させていただいているところでございます。
今、全国に散らばる百万と言われる戦没者遺児の方々も、私と少なくとも同じ思いではなかったかと想像いたしておるところであります。
私がこの委員会の中でのこの問題に関する質疑を聞いております限りにおいては、国立の施設としてどういうものを建てるのかというときの最後の枠は、この厚生省がお書きになっておられるとおりに、「戦没者遺児をはじめとする戦没者遺族の経験した戦中・戦後の国民生活上の労苦に係る歴史的資料・情報を収集し、後世代にその労苦を知る機会を提供しようとするもの」であるというふうにお書きになっているのですね。
一九七九年十二月に、日本遺族会から戦没者遺児に対する個別給付にかわる戦没者遺児記念館一仮称一建設の要望が出ます。一九八四年十月に、やはり日本遺族会が厚生省からの調査費補助を受けまして、基本構想案をまとめます。その後、一九八七年十二月、戦没者遺児記念館に関する懇談会、座長向坊隆、これは厚生大臣の私的諮問機関、俗に言う向坊委員会、こう申しますが、懇談会ができまして、そして中間報告を出します。
今回の見直しは、平成四年八月、歴史学者も参画された戦没者遺児記念館基本計画案検討委員会、八木哲夫座長でございますが、において取りまとめられました基本構想に沿って、その具体化を図る過程において関係各方面からの御要望や御意見を踏まえ、施設の性格については基本的に変更することはなく基本構想の一部見直しが行われたものでございます。
戦没者追悼平和祈念館の経緯につきましては、ただいま通産大臣から御答弁のあったとおり、厚生省が戦没者遺族の援護施策の一環として、主に戦没者遺児を初めとする戦没者遺族の経験された戦中戦後の国民生活上の御労苦にかかわる歴史的資料、情報をあるがままに収集、保存、提供し、後世に伝えようとするものでございますが、現在、その建物のデザインやあるいは展示事業の内容等につきましていろいろな御意見が寄せられておりますため
そして、もともとこの計画は戦没者遺児記念館(仮称)ということでスタートしたものであります。そして、私はこの当初の構想にかかわってまいりました。たしか昭和五十年代の初めからであったと思いますが、戦没者遺族の遺児の方々の中から、自分たちの父親の死がむだ死にではなかったということの国としてのあかしが欲しいという声が全国的に起きてきた時期がございます。
これだけの経費を使いながら、当初案の戦没者遺児記念館という遺児に対する慰藉を中心とするものに戻して、設計を手直しするとなると、また膨大なむだ遣いと言われても仕方がないというふうに思います。
○井出国務大臣 本施設につきましては、戦没者遺児記念館としての検討を行う過程で、広く国民の合意が得られるよう、幅広い視野に立った検討を行うために、これまで各界の有識者から成る委員会等を数次にわたり開催して、広く有識者の皆さんの意見を伺ってきたところであります。
○井出国務大臣 この施設は、日本遺族会の御要望を契機として検討が始まり、その後、数多くにわたって多くの有識者の皆さんの検討を経て、平成四年の戦没者遺児記念館基本計画案検討委員会の基本構想・基本計画を踏まえ、平成五年度予算においてようやくその建設が認められたという経緯がございます。
○佐野(利)政府委員 今先生からお話がございましたように、この建物につきましては、平成四年に戦没者遺児記念館基本計画案検討委員会から提出されました基本構想・計画を踏まえまして、平成五年度予算においてその建設が認められて、現在その建設準備を行っておりますが、その建設に当たりまして、デザイン等に対します地元の住民の反対あるいはその展示事業の内容等に対するいろいろな御意見等がございまして、現在はまだ着工に
そのようなところから考えますと、厚生省の戦没者遺族の援護施策の一環として、例えば戦争に関する歴史的事実のうち、主に戦没者遺児を初めとする戦没者遺族の経験した戦中、戦後の国民生活上の労苦といったものにかかわる資料、情報を中心として、それをあるがままに収集、保存し、そして一般に提供する、そして後世の方々に戦中、戦後の国民生活上の労苦を知る機会を提供しよう、そういうようなものに位置づけたらどうかなというのが
○佐野(利)政府委員 これは、今回のまさしく施設の基本的な発想の観点が、戦没者遺児あるいは遺族の慰藉施設という関係で、いわゆる基礎資料としての収集、整理をいたしまして情報提供ができるような形でそういうものに十分こたえていきたい、こう考えております。
○政府委員(土井豊君) まず、戦没者追悼平和祈念館(仮称)の経緯でございますけれども、昭和五十四年に日本遺族会から厚生大臣に対しまして、戦没者遺児に対する個別給付にかわる戦没者遺児記念館、こういったものの建設の要望が提出されました。 その後、昭和六十年七月に戦没者遺児記念館に関する懇談会が設置をされまして、昭和六十二年十二月に中間報告をいただいた。
昭和五十四年十二月に財団法人日本遺族会から戦没者遺児記念館(仮称)建設の要望が提出されました。厚生省は、これに調査費をつけまして検討委員会をつくります。そして、昭和五十九年十月に基本構想案なるものが提出されます。そして、昭和六十年七月に厚生大臣は、私的諮問機関である戦没者遺児記念館懇談会、座長は向坊隆さん、諮問機関を置きまして、六十二年十二月に中間報告を取りまとめます。
戦没者遺児記念館構想というんですか、何かそういう構想があるというふうに思うわけです。そういたしますと、この厚生省の構想による事業といいますか記念館、そこでやる資料の収集とか展示とかの事業と今度のこの法律によってやろうとする平和祈念事業、同じような性格のものが重複するような感じもあるわけでありますけれども、この点はどうされるおつもりなんでしょうか。まず厚生省の方から伺いたい。
私どもの構想として持っております戦没者遺児記念館は、戦没者遺児に対する慰藉を主たる目的としているものでございます。一方、平和祈念事業特別基金は主としてシベリア抑留者、恩給欠格者、在外財産喪失者に対する慰藉に重点を置いているものと理解しておりますので、目的が異なるものと基本的に考えております。
○田口委員 次に、これはちょっと本法案から直接には離れますけれども、厚生大臣の私的諮問機関であります戦没者遺児記念館に関する懇談会の中間報告というものが六十二年の十二月に出されているわけですね。これは戦没者遺児を初めとする国民の労苦の風化を防ぎ、戦争の歴史を客観的、具体的に後世代に伝え、平和を祈念することを目的とする戦没者遺児記念館の設置が提言をされておるわけです。
次に、戦没者遺児のための記念館について質問をさせていただきたいのでございます。 私もおやじを戦争で亡くした一人でございますので、この遺児記念館をぜひ建てて、しかもこの建物が今後世界平和のために貢献できるような建物であっていただきたい、今一日千秋の思いでおるわけでございますけれども、遺児記念館構想について大臣にお伺いしたいと思うわけでございます。
○熊代説明員 戦没者遺児記念館の構想に関する御質問でございますけれども、昭和五十四年ころから、今次大戦で父親を失いました遺児の間で、父親を亡くしまして大変に困難な状況に置かれた、しかも昭和二十一年から二十八年までは遺族扶助料、つまり軍人恩給がストップされたということでございまして、非常に教育が必要な時期に十分な教育も受けられなかったりして、特に戦争によって厳しい被害をこうむっているのではないか、そういうことで
○雇用の場における真の男女平等の実現に関する 請願(第九七〇七号外六六件) ○男女雇用機会均等法案反対に関する請願(第九 八四一号) ○障害者に係る国民年金法等の改正促進に関する 請願(第一〇二〇八号) ○実効ある男女雇用機会均等法の制定に関する請 願(第一〇二〇九号) ○使用済み乾電池の処理等に関する請願(第一〇 二一〇号) ○食品添加物の規制に関する請願(第一〇二一一 号) ○戦没者遺児等
河野洋平君紹介)(第九一三二号) 五二九八 労災年金と厚生年金等の完全併給に関する請願(河野洋平君紹介)(第九一三三号) 五二九九 国公立病院における脊髄損傷者の治療に関する請願(河野洋平君紹介)(第九二二四号) 五三〇〇 労災被災者の脊髄神経治療に関する請願(河野洋平君紹介)(第九一三五号) 五三〇一 脊髄損傷治療技術の研究開発に関する請願(河野洋平君紹介)(第九一三六号) 五三〇二 戦没者遺児等
第九一三一号) 重度障害者の終身保養所設置に関する請願(河野洋平君紹介)(第九一三二号) 労災年金と厚生年金等の完全併給に関する請願(河野洋平君紹介)(第九一三三号) 国公立病院における脊髄損傷者の治療に関する請願(河野洋平君紹介)(第九一三四号) 労災被災者の脊髄神経治療に関する請願(河野洋平君紹介)(第九一三五号) 脊髄損傷治療技術の研究開発に関する請願(河野洋平君紹介)(第九一三六号) 戦没者遺児等
実は私も戦没者遺児でございまして、父親の顔を知らずに今日まで育っております。当時の戦没者遺族の方々の苦しみといいますか、そういったものは、私は十分はだで感じて今日まで生活をしてきた一人でございます。大変私事にわたって恐縮でございますが、そういった中でこの援護法が果たした役割りというものは実に大きかった、私はかように高く評価をいたしているわけでございます。
そういう方々に対して適切な補償を考えていただきたい、こういう強い要望があるのですが、戦没者遺児に対する国の補償についての考え方はいかがですか。